お知らせ

春、1月〜4月のご報告。スガコン・かなコン・発表会♪

落ち着いてきましたので、この春のご報告を♪

今年の春はとても濃い3ヶ月間でした。

 

〜1月*ヤマハのコンクール本選〜

小4の生徒さんが、数年前にできたばかりの東京音と大の立派なホールで弾き、ファイナリスト賞をいただいてきました♪

自由曲のコンクールですので選曲の時点で皆さんレベルが高く、また、本選ですので、コンクール慣れしている子達が賞を取るべく照準を合わせていて、とてもレベルの高さを感じました。上位入選の子達は慣れているし、面白い演奏をする、大人もハッとする輝きがあり文句なしです。

でも、うちのYちゃんも音楽の面白さを持っていることは自信を持って言えます!本番でより輝けるよう指導してまいりたいと思います。本人はトップを取りたいと思っていたので悔しかったようですが、グループレッスンのクラスから私のところへ来てまだ一年経っていなかったので、とても立派。生き生きと音楽を楽しむ姿勢、勝負したいという気持ち、努力する姿勢、どれも尊敬しますし、とても素敵です。私も沢山のパワーと気付きをもらいました。これからが楽しみです。

 

〜3月*ピアノ発表会〜

相模大野のグリーンホールの多目的ホールにて、恩師の会に混ぜていただいて開催しました。私のところは今回は年少さんが2人も…!今年は特に小さな生徒さんが多かったのでドキドキでした♪3人の様子だけ、お伝えさせていただきます。

◎2月に4才になったばかりのmちゃん。年少さん練習会の時はママにくっついていましたし、同学年の子より身体が一回り小さく、赤ちゃん体型です。でも本番では1人で立派にステージに立ち、メロディーと伴奏と両手で弾くことができました♪

本番後は「先生のピアノすごかった!」と何度も言ってくれて、とてもやる気に。「次も弾く、次も弾く、次も宿題にして」と言って、テキストの残りをいっきに終わらせてしまいました。ちょっと前まで「mちゃんの嫌いなソが出てきた〜」と言いながら弾いていたので驚きです。1年生のお姉ちゃんと姉妹で出演でしたが、2人とも小さいのに発表会は最初から最後までずっと聴いてくれました。「色々な演奏があって、楽しくて、飽きずにずっと聴いていました」とお母様が言ってくださり、とても嬉しかったです。

◎年中さんのm君はピアノに興味津々で、当日はお姉様方の演奏を見て「僕も今日はペダルを踏むのかな」と言っていました(笑)発表会後は影響を受けて、自作で色々弾いていたそうです。

◎小1のaちゃんは、ペッツォルト(バッハ)のメヌエットト短調を弾きました。趣味が大人でして、暗く美しい曲をしっとりと歌って弾きました。今は別のメヌエット(クリーガー、しっとり系)を気に入って弾いています。この子はお家のピアノが電子ピアノなのですが、本番前にグランドでの練習をしてもらったところ「とても自信になったし、音が綺麗で、楽しかった」と言ってくれて、本番の演奏も「楽しかった」と。発表会後も「ピアノは1番大好きな習い事で、宝物なの」と言ってくれ、とても嬉しい気持ちになりました。

保護者様にも沢山のご協力をいただいて、今後につながる良い発表会になり、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございます。

 

〜3月*かながわコンクール〜

1月のスガコンの本選から2ヶ月。本選に出ていた小4の生徒さんが目標を持ちたい、コンクールを受けたいとのことで急ぎで準備をしました。そういった前向きに努力や音楽を楽しむ姿勢、すごく尊敬をしてしまいます。

かなコンはピティナで賞を取るような子が平気でふるいにかけられるレベルの高いコンクールで、一次が通れば入選。一次通過も普通に過ごしてきた子からしたらとても難しいコンクールです。なぜおすすめしたかというと、課題曲がバロック、近現代、古典でして、勉強すれば必ず上手になる曲目、そしてコンサートで聴きたいような素敵な曲ばかりだからです。

本来は急ぎで受けるコンクールではありませんし、中学年の部から受けるのもハードなのですが、きちんと勝負したと思える演奏ができ「楽しかった」とのこと。それが何よりでした。

1月のコンクールまでは、子どもながらの想像力とパッションで来ていたところもあったのですが、バッハとなるとパッションだけでは形になりません。音楽の基礎、ルールを勉強しなければならないので、二ヶ月間真剣に違った角度からの勉強をしました。この一年間、三ヶ月おきに発表会〜コンクール〜コンクールで忙しかったので、今回の基礎の勉強は大切なステップになりました(^^)なんだかすっかり大人になって…ティーンエイジャーの成長は著しいですね。

一年間で5回のステージと、音大の先生等のアドバイスレッスンを4回受け、経験値や実力がぐんとアップしました。でも、お母様と同じ道を行くのか…?進学校に進むつもりの普通の子です。音楽の深さや、努力した先の面白さを知って、人生は豊かになると思いますし、一瞬の集中力は他の分野にも活かされます。大学入試もコンクールが評価されるように変わってきたとか…この子には小学生のうちに音楽の経験を沢山して、実体験としての音楽の深さ、素敵さを知っている大人になってもらいたいと思っています。

さて、この子は次は夏の発表会(外の教室の生徒ですので)。ステップアップしてドビュッシーを演奏します。久しぶりに結果を気にせず自由に、生き生きと演奏をしてもらいたいと思っています♪

 

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