お知らせ

9月コンペティション♪3人が入賞しました♪

ヤマハの教室内部のコンクールで、3人が優秀賞をいただくことができました。
高学年の部が1人。
低学年の部が2人。
とっても嬉しいことです♪

大きなコンクールではありませんが、頭ひとつぬけるのはそれなりに難しいこと。
ご本人も細かな努力をしましたし、保護者の方にも多大なご協力をいただき、最後まで一緒に走って下さいました。とても有難いことです。

この子たちは夏休みに受験コースの先生方によるクリニックレッスンも受け、それからコンペティションに臨みました。

このプロセスが貴重ですよね。努力の先の弾ける楽しさや喜び、一回きりの本番、悔しさや、同い年の演奏者からの刺激…全部が良い経験にになったと思います。

 

◎入賞した低学年の部の2人◎
1年生の子はピアノをはじめて10ヶ月
2年生の子もはじめて1年ちょっとでした。

本番は2人とも子どもらしい素直な感性の演奏で、集中力もお見事でした。
2年生の子はチャイコフスキー「ババヤガ」を。難曲でしたが、構成感をもって演奏することができました。

この2人は発表会の時もコンクールの時も教本を同時に進めています。1年生の子はピアノを始めてからまだ1年経っていませんが、ぴあのどりーむ①〜④をもうすぐ修了し、来月から⑤に入る予定。(テキストはその子によって違います)
コツコツとした積み重ねが如何に大事か。それを評価してもらったと思っています。

お母様より、(コンクール後まだ数日しか経っておりませんが)「読譜力がついていて新しい課題が2,3回で弾けるようになっていました!」とのこと。
私は日頃から3年生までに自立するようにと思っていますが、できるようになりつつあり素晴らしいです。

 

◎入賞した5年生◎
この子は昨年の冬にもう少し大きなコンクールのファイナリストとして東京音大の大きなホールで弾いてきています。

今回ははじめての「高学年の部」ということで、曲のレベル・実力共に相当上げなければなりませんでした。自由曲のコンクールでは、5,6年生で大作曲家の曲を普通に弾いてしまう子がゴロゴロいます。ですので注意深く選曲をしながら、年間計画で近代や古典や、バロックや…色々なものを勉強してきました。

今回の舞台ではドビュッシーを演奏しました。静けさとリズム感のメリハリの効いた良い演奏だったと思います。スタッフさんからも「ちゃんとドビュッシーの音がしてた」と最高の褒め言葉でお声かけいただき嬉しかったですし、私たち身内の大人は、ゆいちゃんの良さの出た演奏ができたと喜んでいました。が、本人はミスを数日間悔しがり涙したそうで、その姿にお母様も驚いていました。

結果を聞いた後は、本人はもう次のコンクールの本選で東京音大で演奏をする気でいまして、(予選がまだなので)ポジティブさに笑いますが、その気持ちがなくては(笑)私も本腰を入れたいと思っています。

 

実は今回、1年生の妹さんも出演していました。グループレッスンには一年通っていましたが、私が教え始めてから3ヶ月での本番です。早生まれの小柄な子で、1人のステージもはじめて。お母様も私もこの子が一人で立てるのか怖さもあり、つい「可愛い可愛い」で今までいましたけれど、本番前数週間の練習で驚きの発言が。
「私もママに厳しくされたい。上手になるのが嬉しい」
「今日ここまで弾けるようにしたいから学童にいかないでピアノの練習がしたい」
と言ったそうです。キャリアとして足りない部分はありますけれど、この子の上り坂の1番テッペンにいる時に本番を迎えることができました。

こんなに小さくても、子どもは1人の人間として物事を見ているんだ、自立しようとしているんだと力強さを改めて感じました。これからを楽しみに。

 

私の方は、コンクールは本人がやめたければいつでもやめていいと思っています。結果よりもプロセスや成長が重要で、ピアノを通していい学びになれば、と教育者として願っています。

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