昨日はかながわ音楽コンクール予選に行ってきました。
うちからは小2の生徒さんが1人出演。Nちゃんにとってははじめてのコンクールです。
かなコンは厳しいコンクールですが、今回は短期間でのレベルアップのため、意識の変化のため、新しい世界を見るため、出場を決めてくださいました。
結果としては残念でしたが、私と保護者様で当初話していた目的は達成!
彼女にとっては良いことづくめの本番になりました(^^)
何より、コンクールなんて知らなかった本人の口から「また出たい」と言ってくれました!今度は長期的な計画で実力UPを目指したいと思います♪
【良かったこと】
◎「またコンクールに出たい」「次へ進みたい」という気持ちになったこと。
(お母様曰く、闘争心のない子で、このようなことを言うのははじめてだそうです)
◎堂々と演奏ができたこと
「演奏して楽しかった」と言ってくれました!
コンクールの空気の中で、見事な演奏を聴いた上で、きちんと自分の頑張ったことを発揮することがどんなに難しいことか。あっぱれです!
◎レベルアップしたこと
今まで弾いていたよりレベルの高い曲を深く勉強しました。コンクールが近くなるにつれ、日々レベルアップを本人が実感し、やる気につながったようです。
◎他の子の演奏を聴いて正しく刺激をうけたこと
最初の子の演奏を聞いて「先生みたいに弾いてる…」と言ったそうです。
同年代にこんなに弾ける子がいるんだと、刺激を受けつつも、きちんと自分の演奏ができました。
(これは評価の緩いコンクールでは感じられなかったことかもしれません)
◎ご両親とNちゃんの絆
ご両親には沢山協力をしていただきました。
特に最後の1ヶ月は演奏が変わっていくのをご両親や、祖父母に褒めてもらい、嬉しかったそうです。今回の成功は、ご家族のあたたかい支えがあってこそです。
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かなコンは厳しいと有名なコンクールで、予選通過で入賞です。コンクールベテランの子の出場が多く、保護者の方も堂々としたものです。大いに私自身の刺激になりました。
上の学年の演奏も素晴らしく、この曲ってこんなに素晴らしい曲だったのかと思わせる演奏もありました。
Nちゃんは今までゆったりと育ててきました。ヤマハの生徒さんということもあり、昨年はコロナ禍でレッスンのできない時期も。
私はバリバリキャリアの先生ではないので、とにかく「楽しく音楽をする」「楽しみつつ成長する」が1番と思って指導をしています。Nちゃんもしかり。
勝ち負けがあるんだよ/完璧に弾けるのは当たり前、その先で勝負する世界だよ/次に進みたい!と本当の意味で願わなくてはいけないよ/でも大事なのは心だよ
ということをNちゃんは何も知らないところからはじめました。
心構えも、音楽の深さも何も。
今回は、頑張った先の楽しさ、音楽の深さ、おもしろさを少し体験でき、次へつながる経験になったと思います♪この先が楽しみ!私も勉強したいと思います。